名称は「宇奈月黒部キャニオンルート」「黒部宇奈月ヒストリアルート」あるいは? 黒部峡谷鉄道が「盲腸線」ではなくなる? 富山県は、黒部峡谷鉄道の終点・欅平(けやきだいら)駅と黒部ダムを結ぶ約18kmの関西電力の物資輸送用ルートについて、2024年の一般開放に向け、愛称の募集を開始しました。 拡大画像 黒部川沿いにトロッコ列車を運行する黒部峡谷鉄道。終点・欅平駅から黒部ダムまでのルートが一般開放される(画像:写真AC)。 現在、黒部ダムへの観光ルートは「立山黒部アルペンルート」のみで、富山地方鉄道立山線の立山駅からバスやケーブルカーを乗り継ぐか、長野県大町市のJR大糸線・信濃大町駅からバスを乗り継ぐ形になっています。 一方、富山地方鉄道本線の終点・宇奈月温泉駅から黒部川を遡るように黒部峡谷鉄道がトロッコ列車を運行していますが、終点の欅平駅は観光ルートとしていわば「行き止まり」の状態であり、急峻