巨人のドラフトを野球賭博問題が直撃だ。22日、都内で開かれた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、41年ぶりに監督不参加となった巨人は、1位で立命大の最速150キロ右腕・桜井俊貴投手(22)を指名。即戦力投手を一本釣りで交渉権を獲得した。一方で“投高打低”が叫ばれながら、当初評価の高かった関東第一・オコエ瑠偉外野手(18)は直前回避。背に腹は代えられない苦しい実情が浮き彫りとなった――。 大山鳴動した結果、巨人のドラ1指名は「即戦力投手」の桜井だった。異例の監督不参加という事態で、報道陣の取材に応じたのは堤GM。評価については「(桜井指名を決断したのは)昨日の夜です。球種も多彩で、直球も速い。ウチの投手陣の中で、来年の先発ローテーションの一角を狙える力が十分にある」と評価を語った。 野手ではなく、投手を指名した理由については「ディフェンスの重要性です。もちろん