ブックマーク / blog.tinect.jp (6)

  • いつも他人のせいにしていると、自由を失う。

    あまり気軽にできるモノではないのだが、ぜひとも一度経験してみてみて欲しい事の一つに入院がある。 入院は凄い。 何が凄いかって当に、心の底から一刻も早く退院したくなるのだ。 毎日寝てて、全て家事のようなものは他人が代行してくれ、何もしないでも一日三が提供される。 こう文字に書き起こすと「この生活で文句を言うのは筋違いにも程があるだろう」というような待遇であるにも関わらず、入院中の苦痛は筆舌に尽くし難いものがある。 不自由は不幸だ なんでこんなにも入院は辛く厳しいのか。 医療関係者である自分がこんな事をいうのもアレなのかもだが、病院という場所がこの世で最も”不自由”を感じる場だからなのではないかと自分は推測している。 「肥った豚より痩せたソクラテスでありたい」という有名な言葉があるが、この言葉が示すように不自由というのは全てがお膳立てされた環境下であってもシンドイもので、自由は寒く虚しいも

    いつも他人のせいにしていると、自由を失う。
    gameshop-aki
    gameshop-aki 2021/12/19
    そうなんだよね。結果他人に振り回されるの。
  • 「物乞いに、決して物を与えるんじゃない」という言葉に、少し共感してしまう。

    伊集院静さんの『ひとりをたのしむ 大人の流儀10』(講談社)というエッセイ集のなかに、こんな話が出てきたのです。 私の父親はよく”働かざる者うべからず”という言葉を口にした。 私は、父と向き合って話をしたことがほとんどない。 それでも少年の頃、私と弟の前で、 「いいか、どんな人も働かなくては生きて行けないんだ。まずおまえたち一人一人が手に職を付けて、生きていけるようにせねばならん。そうでなければ飯(まんま)もべられんのだ」 と言ったことがあった。 父は仕事をしない人間を嫌った。 父は物乞いをしている人に、決して物を与えるんじゃない、とも言っていた。 一度、父の前に物乞いが座り、声を掛けたのを見たことがある。 「旦那、お恵みをして下さいまし」 子供の私には、その人がどこか身体が悪くて立ち上がれないように思えた。 すると父は相手にこう言った。 「なぜ、そんなことをしているんだ。どこか身体の

    「物乞いに、決して物を与えるんじゃない」という言葉に、少し共感してしまう。
    gameshop-aki
    gameshop-aki 2021/05/06
    まあ「少し共感してしまう」けど個人差が大きそうでなんとも。他人が頑張った成果にフリーライドしてるくせに偉そうな人っているよね。
  • 「不自由」ほど楽しいものはない。

    <参考 こづかい万歳> どうざわつかせているかは以下の記事に詳しいので、そのまま引用させていただく。 【漫画】こづかい月2万「定額制夫」のギリギリな日常がディストピアだった…(現代ビジネス編集部) | 現代ビジネス | 講談社(1/2) 漫画家・吉浩二氏が自身のこづかい(月額2万1000円)の愉しみと苦労を語りながら、世のこづかい制の人々の「こづかい事情」を紹介するドキュメント漫画は、読み手によって「デフレ日が生んだ絶望の象徴」に映ったり、「婚姻率を下げるホラー展開」として受け止められている。 著者の吉氏が語る。 「悲惨な話だと思って描いてなかったので、SNS上での受け止められようには驚いています。悲鳴をあげられているのは、独身の方が多いようなので、『こづかい制』ということ自体に絶望しているという理由もあるのではないでしょうか。『こづかい制』になったら人生終わりというような。 たしか

    「不自由」ほど楽しいものはない。
    gameshop-aki
    gameshop-aki 2020/07/28
    「組織は個人を引き上げる」←わかるんだけどそれは個人差があって、著者の方は当たりを引いたんですねという感想しか。あと小遣い2万の話と少しずれるような。
  • この騒動で「孤独なコロナウイルス後」になりそうな人が可視化されている。

    当分、「コロナウイルス禍」は継続しそうな気配だ。 まあ、1年程度続くことを覚悟したほうが良いのかもしれない。 多分、専門家たちですら「今後どうなるんでしょうか?」と聞かれても、 「そりゃー、わかんないですよ。」と答えざるを得ないんだろう。 まあ、人類の認識の限界ってやつだ。 「ブラック・スワン」の著者のナシーム・ニコラス・タレブは 「極端な事象=統計的な外れ値」は、原理的に予想できない、と述べている。 これはまさにそのとおりで、今回のコロナウイルス禍は3.11やリーマンショックと同様に、 予想もヘッジも不可能な事柄のひとつなのだろう。 まあ、それは良い。大きな流れは個人がどうにかできるようものではない。 ただ、一人ひとりが全くの無力であるかと言えば、私はそうは思わない。 ・外出を控えること ・手をよく洗うこと ・情報の出所をあたること ・困っている人をできる範囲で助けること ・家の中ででき

    この騒動で「孤独なコロナウイルス後」になりそうな人が可視化されている。
    gameshop-aki
    gameshop-aki 2020/04/22
    「非常時にどんな発言をしたか、どんな行為をしたかは、周りの皆がはっきりと覚えていることは確かだ。」これだね。SNSって多くの人に行動が可視化されるから怖い。
  • 「戦時」の悲惨さが、ようやくわかってきた。

    一昔前、「希望は戦争」という、興味深い記事を読んだ。 「戦時」は、弱者にとってはむしろ望ましい状態だとの、ラディカルな主張だ。 記事の中で著者は、底辺にとどまらざるを得ない屈辱的な社会では、多少死の危険が増しても「富者も平等に死ぬ」可能性がある、戦時のほうが望ましいとしている。 「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争戦争という手段を用いなければならないのは、非常に残念なことではあるが、そうした手段を望まなければならないほどに、社会の格差は大きく、かつ揺るぎないものになっているのだ。 戦争は悲惨だ。 しかし、その悲惨さは「持つ者が何かを失う」から悲惨なのであって、「何も持っていない」私からすれば、戦争は悲惨でも何でもなく、むしろチャンスとなる。 もちろん、戦時においては前線や銃後を問わず、死と隣り合わせではあるものの、それは国民のほぼすべてが同様である。国民全体に降

    「戦時」の悲惨さが、ようやくわかってきた。
    gameshop-aki
    gameshop-aki 2020/04/22
    自分の世代ではこういうのってはだしのゲンで学んだ気がする。
  • 東京の銭湯はいい。ものすごくいい。

    「遊ぶのって難しいな」と思うようになった。 「1時間スカっと遊んで気持ちを切り替えたい」みたいな日が僕には時々あるんだけれど、32歳になると「ちょっと遊ぶ」というのはなかなか難しい。 そんなにお金をかけず一人で手軽に遊ぼうと思ったら、選択肢は限られてくる。手軽なリフレッシュというのは、とても難しい。 大人が遊ぶとなると、とりあえず思いつくのが酒を呑むことだけれども、あれはあれで問題が結構ある。 依存性もあるしお金も時間も必要だ。歯止めというものも難しい。付き合い方の難しい遊びだと思う。ゲームみたいなのめりこみ系やアウトドアみたいな遠出系も、「ちょっと遊んで気持ちを切り替える」には向いてない。 そんな時に僕を救ってくれるのが銭湯だ。東京は良い街なので、大抵の駅から10分歩けば銭湯がある。 営業マンとして東京中を歩き回っているか、あるいは家で原稿に向かってカリカリしている生活の僕にとって当に

    東京の銭湯はいい。ものすごくいい。
    gameshop-aki
    gameshop-aki 2018/07/05
    「孤独のグルメ」のメシ屋じゃなくて銭湯版みたいなのがあったら人気が出そうだけど、今の放送コード的にアウトなのかなあ。
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