上野の森美術館で開催中の 「ミラクル エッシャー展」に行って来ました。 http://escher.jp/ 待ちに待ったエッシャー展が始まりました。エッシャー作品はネットなどでしばしば目にすることがありますが、本物の版画(しかも彼自身が印刷した)ものを目にする機会は稀です。 前回Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されたのが2006年のことですから、実に12年ぶりの「エッシャー展」となります。 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 《滝》 1961年 エッシャーといえば、こうしただまし絵(トロンプ・ルイユ)的な作品を描いた画家というイメージが強いはずです。 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 《発展Ⅱ》 1939年 また、こうした反復・増殖をする独特のモチーフを活かした作品も高い人気を誇ります。今回の「ミラクル エッシャー展」ではこのラスボス的な存在である 《メタモルフォーゼⅡ》も展示さ