L-06A 「HSUPA」は、W-CDMA高速パケット通信規格であるHSPA、HSPA+のうち、上り(アップロード)、つまり端末~基地局へデータを送信する速度を高速化した規格です。それまでの規格では、上りの通信速度は最大384kbpsでしたが、最大0.73Mbps~5.76Mbpsまで向上できます。 この規格は、3G(第3世代携帯電話)の通信規格を標準化している団体である3GPPによって、「3GPP Release.6」以降で規定されるようになった標準的な規格の1つです。名称は「High Speed Uplink Packet Access」の略称ですが、「拡張された上り通信」を意味する「Enhanced Uplink」の頭文字をとって「EUL」という呼び方で呼ばれることもあります。 日本国内では、イーモバイルが2008年11月よりHSUPAのサービスを開始しています。今後の予定としては、