Wikipedia の記事データをノートパソコンに入れ、どこでも気軽に素早く引けるようにしたい、という要望は結構、多いかと思います。ここでは、そんな方法の一つを紹介したいと思います。 Wikipedia の全記事データは、wikipedia.org の 公式サイト から圧縮XMLファイルとして、自由にダウンロードできます。 しかし、これをオフラインで読むために、自分のノートパソコンに Wikipedia サーバを構築する作業は、非常に多くの手間と時間を要します。MySQLサーバへの記事の読み込みだけで4・5日かかる場合 も珍しくありません。また数十Gbyteという膨大なHDDを消費します。これでは頻繁に記事データを更新する気力も失せてしまいます。 Wikipedia を辞書標準フォーマットEPwingに変換するツール等もあります。しかしこれらを使ったとしても、作業には半日ほどの時間かかり、