芸人が書いたネタを役者が演じるネタ番組『笑×演』(テレビ朝日系列)。「ネタ作り」と「役作り」の双方を映し出し、ギャラクシー賞(4月月間賞)も受賞した『笑×演』は、一体どうやって作られているのか? テレビ朝日にお邪魔して、番組プロデューサーの鈴木忠親さん、チーフディレクターの上山健太郎さんに聞きました。 あえてバラエティで見ない役者さんを ── まずは『笑×演』の企画を立ち上げたきっかけから教えていただけますか 上山 元々お笑いが好きで、実は学生時代にM-1の予選にも出たこともあって……。テレビ朝日に入社してから、ネタ番組は絶対一度はやってみたいなと。で、お笑いとまた別に、舞台も好きで。大学では演劇映像コースみたいなところで学んでいて、シェイクスピアやチャップリンなどを題材に勉強していたんです。そうした経緯があって、単純に「役者さんがネタをやったら面白いんじゃないか」と、企画書を書きました。
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