東海道・山陽新幹線の座席をインターネットで予約し、Suica(スイカ)やTOICA(トイカ)、ICOCA(イコカ)など手持ちの交通系ICカードで乗車できる新サービスを、JR東海とJR西日本が9月末に始める。現在、ネット予約ができるのは年会費を払って予約サービスに登録している人に限られている。 新サービスは「スマートEX」。利用者は専用サイトで、自分のクレジットカードとICカードを登録。専用サイトなどで座席を予約し、自動改札機でICカードをかざせば乗車できる。運賃・特急料金はクレジットカードに請求される。 現在、東海道・山陽新幹線で座席予約をするには「EXサービス」を使う。そのうち主力の「エクスプレス予約」は2001年に開始。東京―新大阪間で1千円ほど安くなる割引と、出発5分前まで何度でも予約変更できるのが特長だ。08年から専用ICカードを導入し、切符なしで乗れるようにした。会員数は昨年度末