パソコンに関する知識がある人がAndroidスマートフォンを選ぶときに、見慣れていなくて困惑するのはスペック表などに書かれているROMとRAMだ。 「RAMの量は性能に直結するので多い方がいいが、こっちのROMって何だろう?」と戸惑う人が多いのではなかろうか? 個人的にもこの表記をたまに見ると混乱するが、AndroidにおけるROMとRAMの意味を整理してみよう。 パソコンなどの世界では、ROMはRead Only Memory、RAMはRandam Access Memoryの略で使われている。ROMは、すでに書き込まれたデータが記録されている部品で書き換え不能。RAMは、CPUが計算に使用する場所のような認識の方が多いと思う。 パソコンの世界では、古くはNECのPC-9800シリーズのように漢字ROMなどが使われていたが、現在では使われていない。ROMの容量はスペック上、何の意味もなく