2019年9月13日に公開となった三谷幸喜監督の新作映画『記憶にございません!』が話題です。 「記憶にございません」 なんという便利な魔法の言葉。これさえ言っておけば全てを乗り切れます。 とくに政治に絡んだ人たちが何かにツッコまれると言いがちです。百条委員会だろうが証人喚問だろうが、「記憶にない」と言っとけばオッケー。 では、この魔法の言葉を最初に流行らせたのが誰か、みなさん知ってます? 「記憶にございません」という言葉を最初に流行らせた男 「記憶にございません」という言葉を最初に流行らせた男、それは小佐野賢治という人です。 小佐野 賢治(おさの けんじ、1917年(大正6年)2月15日 - 1986年(昭和61年)10月27日)とは、日本の実業家である。国際興業グループ創業者。 引用元:小佐野賢治 - Wikipedia この男、なかなかです。 戦時中に軍需省で財を蓄え、戦後は駐留米軍を