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ブックマーク / www.tachibana-akira.com (4)

  • 「生活保護」をめぐるやっかいな問題 週刊プレイボーイ連載(54) – 橘玲 公式BLOG

    高収入を得ているお笑い芸人の母親が、生活保護を受給していたことが大きな関心を呼びました。人だけでなく、事件を実名で取り上げた国会議員も批判を浴びています。 生活保護は貧しいひとをみんなで支える制度ですが、不正受給が常に問題になります。 生活保護費の原資は税金ですが、多くの納税者はけっして楽な生活を送っているわけではありません。病気や障害で収入を得る方途がないなら別ですが、働きたくないひとを税金でべさせるのに同意するひとはいないでしょう。生活保護の不正受給は深刻なモラルハザードで、放置しておくと制度そのものへの信頼が失われてしまいます。 その一方で、生活保護には別の問題もあります。 2007年7月、北九州市の住宅街で52歳の男性の死体が発見されました。男性はタクシー会社を病気で辞めた後、生活保護を3カ月半ほどで打ち切られ、餓死したと見られています。日記に「おにぎりがべたい」と書かれてい

    「生活保護」をめぐるやっかいな問題 週刊プレイボーイ連載(54) – 橘玲 公式BLOG
    gapao
    gapao 2012/06/18
    しかしほとんどのひとはこうした不愉快な議論を嫌い、快適な「正義」を求め
  • GKB47のイタさについて – 橘玲 公式BLOG

    野田政権による自殺対策強化月間のキャッチフレーズ「GKB47」が、あまりの不評のため撤回された。自殺予防に取り組むゲートキーパー(門番)を47都道府県で増やそうというキャンペーンだが、自殺対策に取り組む民間団体などから「自殺問題をバカにしている」「GKBは若者言葉でゴキブリの意味だ」などの批判が噴出したのだという。 一連の騒動についてはアイドルに対する蔑視を感じるひともいるだろうから、ここで私見を述べるつもりはない。私が書きたいのは、「GKB47」をはじめて目にしたときの、「このイタさはどこかで見た覚えがある」という既視感のことだ。 昨年末に、「内閣府大臣官房政府広報室」というところからFAXが送られてきた。タイトルは、「『守る力を』ネットワーク サポーター参画のお願いについて」というものだ。 ほとんどのひとが知らないだろうが、「守る力を」ネットワークというのは、「災害弱者とも言われる独居

    GKB47のイタさについて – 橘玲 公式BLOG
    gapao
    gapao 2012/02/15
    すなわちこれは、代理店企画なのだ
  • 自分勝手な日本人と協調的なアメリカ人 | 橘玲 公式サイト

    「日の親はなぜ子どもに甘いのか?」で、日人とアメリカ人の「確信度」の違いについての研究を紹介しましたが、近年の社会学や経済学では、国民性や文化によるエートス(行動や考え方)の差をアンケート調査や実験によって明らかにする試みが盛んに行なわれています。 こうした研究と、従来の日人論に見られる「個人的な体験からの感想」のいちばんの違いは、科学的な反証可能性が保証されていることです。たとえばある実験によって国民性についての仮説が提示されたとしても、別の実験によって第三者がその仮説を反証することができるのです。 こうした研究は、往々にして私たちの直感や常識と異なる結論を導くことがあります。その格好の例として、『残酷な世界~』から、日人とアメリカ人の協調性についての実験を紹介した部分を転載します。 *                   *                   *      

    自分勝手な日本人と協調的なアメリカ人 | 橘玲 公式サイト
    gapao
    gapao 2011/07/22
    日本人はアメリカ人よりもずっと個人主義的で一匹狼的だ、という驚くべき結論
  • 「教育」はほんとうに効果があるのか? – 橘玲 公式BLOG

    教育格差」を憂えるひとたちの奇妙な論理にたくさんのコメントをいただいた。 誤解のないように述べておくと、私は「教育」を否定しているわけでもないし、公教育への税の投入を1銭たりとも認めない、という極論を主張しているのでもない。ただ受益者自らが制度の維持や変更を要求する場合、より厳密な説明責任が要求されるという当たり前のことを述べているだけだ。 たとえば農水省や農協などは糧自給率を理由に農業保護政策を正当化しているが、これについては「カロリーベースで糧自給率を計算しているのは日だけだ」とか、「エネルギー自給率が4%しかない国ではそもそも糧自給率になんの意味もない(原油の輸入が止まってしまえばいずれにせよ農業は壊滅する)」、という有力な反論がある(「料自給率の問題点」)。 こうした場合、農業保護政策の受益者であるひとたちは、不都合な批判を無視するのではなく、事実とデータに基づいて、議

    「教育」はほんとうに効果があるのか? – 橘玲 公式BLOG
    gapao
    gapao 2011/03/03
    ところがいつまでたっても効果は表われず、あいかわらず若年層の失業率は高いままで、昨今では「職業訓練はやっても無駄」といわれるようになった
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