経緯元々、SBC/Single Board ComputerであるNanoPi M4V2で運用している細々としたサーバー群ではUSB接続のHDDを巨大ファイル置き場として使用し、キャッシュ等の大容量が必要な場合は使用してきました。 接続されていない場合はサーバー機能を使わず、縮退体制で運用することを視野に入れてこの構成にしていますが、どうも起動OS起動時にapt-cacher-ngサーバーが(キャッシュを格納している外付けストレージへの書き込みに失敗して)起動しないという症状が治らず1、OS起動の度にSSHログインして手動でapt-cacher-ngを起動するという手間が必要でした。 それならば現在使用しているAutoFSをそのまま使うのではなく、Systemdで具備する自動マウントの仕組みを使ってみようというのがこの記事のテーマです。 参考までに起こっていた想定外の動作の概要apt-ca
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