ライトのチカチカや不快な音に苦しむ日常 学習面や行動面に困難さがあるなど、発達障害の可能性のある小・中学生は8.8%、11人に1人程度在籍している(文部科学省「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」)。35人学級であれば1クラスに3人いる計算で、さらに特別支援学級に入る児童生徒数もここ10年で倍増している。 だが、発達障害と一口に言っても、その特性はそれぞれ異なる。難しいのは、児童生徒が日々体感している困難さや辛さがわかりにくいこと。自分にとっては当たり前の世界だからこそ、困難さを伝えることができていない児童生徒も多いことだろう。 こうした発達障害のある児童生徒の日常を体験する方法がある。NTT ExCパートナー(エヌ・ティ・ティ エクシーパートナー)と日本発達障害ネットワーク(以下、JDDnet)が共同で開発した「発達障がい体験研修VRパッケージ」(以下、
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