相方が風邪をひいてダウンしていた時のことです。 家の固定電話が鳴りました。 普段はうんともすんとも鳴らないどころか、たまにかかってきたかと思えば「高価買取致します!」の電話だったりするので、もはや固定電話なんていらんなぁと思いつつ、何となく契約を解約するのも面倒という理由で、家の固定電話がほこりまみれになっているのです。 そんな家の固定電話が鳴りました。 もちろん、用心深い相方のことです。受話器なんてとりません。留守番電話にしてあるので、相手が何か言うのを待つのです。 「あのー、宮田先生でっか?今日は欠席したいんですけど……」 そして、留守番電話の録音が終了。わけがわかりません。 とりあえず、放っておいたのですが、次の日にも電話がかかってきました。 「あのー、宮田先生でっか?今日は予約お願いしたいんですけど……」 昨日と同じ人のようです。お断りしておきますが、うちの相方は宮田先生ではありま