高齢者いじめ? もみじマーク罰則を撤回 半年で道交法改正へ (1/2ページ) 2008.12.25 11:37 今年6月の改正道交法施行で、75歳以上の高齢者ドライバーに罰則付きで義務付けられた「もみじマーク」表示について、警察庁は25日、罰則を撤回し、表示を努力義務に戻す同法改正試案をまとめた。正式に法案化し、来年の通常国会に改正案を提出する方針。 もみじマークは「枯れ葉を連想させる」として批判があり、義務化が決まった施行前の5月ごろには、「高齢者いじめ」などと国会で与野党から批判を受けたことなどから、警察でも摘発を1年間先送り。「違反者も指導にとどめる」としていたが、結局、半年で撤回することになった。 現行の改正道交法では、75歳以上の運転者については、車にもみじマークの表示を義務付けられ、違反者には行政処分の点数1点と反則金4000円を科すなど、罰則が盛り込まれている。 同庁が今回