新型コロナウイルスに感染して死亡した神奈川県に住む80代の女性の義理の息子で、本人も感染が確認された東京都内に住む70代のタクシー運転手の日本人男性は先月、およそ100人が集まる新年会に参加していたことがわかりました。東京都は感染した経路などを詳しく調べています。 この新年会は貸し切りの船で行われ、所属する運転手やその家族などおよそ100人が参加していたということです。 また、新年会のあと参加者数人が発熱などの症状を訴え、このうち感染が確認された運転手とは別の1人が肺炎で入院し、その後、退院したということです。 保健所から指示を受けて、14日、新年会に参加した人たちが保健センターで新型コロナウイルスの検査を受けたということです。 東京都は、運転手の男性が感染した経路のほか、濃厚接触者などを詳しく調べています。