押収した乗用車で再現実験を行い、車内の温度を調べる捜査員=2020年9月15日午前10時11分、高松市、長妻昭明撮影 高松市で6歳と3歳の姉妹が乗用車内に放置され、熱中症とみられる症状で死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の竹内麻理亜容疑者(26)が「以前にも子どもを車に放置し、飲みに出かけていた」と供述していることが、香川県警への取材でわかった。 【写真】押収した乗用車で再現実験を行い、車内の温度を調べる捜査員=2020年9月15日午前10時2分、高松市、長妻昭明撮影 また、竹内容疑者は姉妹を放置した際の状況について、当初は「クーラーをかけて車を離れたので大丈夫だと思った」と話していたとされる。だが、その後の調べに「車の窓は閉め、クーラーはかけていなかった。エンジンをかけたまま飲みに行ったことは一度もない」と説明を変えているという。 県警は車内の温度が当時、どれほど上昇