新型コロナウイルス禍で2020年春に廃業を宣言した老舗三味線メーカー「東京和楽器」(東京都八王子市暁町、大瀧勝弘代表)が、存続を求める声に応え事業を続けることになった。熟練の技の継承の危機に国も目を向け、三味線の棹(さお)や胴の製作技術は今秋にも、国が伝承を支援する「選定保存技術」に新たに選ばれる見通しだ。【野倉恵】 三味線の棹や胴などを製造・修理する東京和楽器は創業136年。三味線の国内製造数は愛好家の減少などで2017年に1200丁と47年間で10分の1以下まで減った。
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