「メールに添付されているWordファイルを開いたところ、ウイルスに感染してしまった」という話は枚挙にいとまがない。そのほとんどがマクロウイルスによるものだ。 米マイクロソフト(Microsoft)が提供するWordやExcelといったOfficeソフトは、マクロという機能を備えている。本来は、プログラムによって自動的に処理を行うものだが、マクロウイルスはこの機能を悪用してユーザーのパソコンに感染する。 もっとも、最近のOfficeではマクロがなるべく実行されないようになっている。例えば、インターネットからダウンロードしたOffice文書はデフォルトでマクロ機能が無効になっており、ユーザーが明示的に指定しなければマクロは実行されない。 ところが最近、マクロを使わずにOffice文書でウイルスに感染させる手法が発見された。Windows 8から導入された「SettingContent-msファ
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