韓国ソウルの繁華街・梨泰院で150人以上が死亡したハロウィーンの雑踏事故現場から警察が回収した遺留品(2022年11月1日撮影)。(c)Anthony WALLACE / AFP 【11月1日 AFP】割れた眼鏡や汚れたぬいぐるみ、血が付着した運動靴──。韓国警察は1日、首都ソウルの繁華街・梨泰院(Itaewon)で起きた雑踏事故の現場に残された遺留品など、計1.5トンに及ぶ物品を公開した。 事故後に一時的に遺体が安置された体育館では、犠牲者らの所持品が整然と並べられている。家族に引き渡される予定で、現場の当局者はAFPに対し、「何人かの遺族が来て、涙ながらに現場を後にした」と語った。 体育館に並べられたのは、ハロウィーンの衣装など服260点前後や靴256足のほか、ヘッドホンやスマートウオッチといった電子機器など。踏まれて汚れたり、血が付着したりしたものもある。 ソウル地方警察庁の幹部はA