落語好きの小泉進次郎氏ら自民党国会議員による「落語を楽しみ、学ぶ国会議員の会」(落語議連)の設立総会が先日、行われ、5人の落語家が招かれた。落語協会から柳家さん喬、落語芸術協会から春風亭昇太、五代目円楽一門会から三遊亭円楽、立川流から立川談四楼、上方落語協会から桂米団治と、「越党派」の人気・実力派が揃った。 4年前にいち早く「歌舞伎議連」が発足しているが、これまで落語議連が発足しなかった理由として、落語の「落」が議員にとっては最も嫌な言葉「落選」を連想させるためと言われる。設立総会では5人の落語家があいさつしたが、個性の違いもあって、どれも面白い。さん喬は「噺家が先生方と利害関係を持ってはいけないと心に決めている。利害があると笑いがなくなるから。あの先生に頼めば何とかなるだろうとか、そういうことは一切考えてません。でも、ちょっとぐらいは考えてるかな」と真面目なさん喬らしく話せば、昇太は「朝