しかし、死亡者はほとんど増えていませんし、重症者が大きく増える様子もありません。同じようなことは空港検疫でも起きています。感染者は毎月倍増しているのですが、95%以上の人は無症状なのです。 本当に「第2波」が到来したのでしょうか。*1 どうやら、この現象には大きく2つの理由があるようです。 1. 検査機器の性能が大幅に向上し、微量のウイルスでも検出できるようになった 2. 検査の人数が大きく増えた まず、1についてです。現在の主力はPCR検査で、結果が陽性になると「感染者」とされます。そして、最新型の検査機器なら、ごく微量のウイルス(残骸含む)でも「陽性」と判定されてしまうのです。 2は説明不要でしょう。5月11日から「体温37.5度以上が4日続く」という条件が撤廃されたので、検査件数はうなぎのぼりです。 PCR検査は何をしているのか ところで、「PCR検査」は何をどうしているのでしょう。
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