かつて日本が浮かれまくっていたバブルの時代、サラリーマンはタクシーを止めるために夜道で万札を掲げて、グラビアアイドルは海外の砂浜を楽しげに歩くだけでウン百万もらえる。そんな夢のような超好景気が、当時のこの国をおかしくさせていました。あれから30年。ごく限られた富裕層以外の財布のヒモがキッツキツに締められた現代に、極彩色のワンレンボディコンスタイルでジュリアナ扇子を振り回しながらあられもないパフォーマンスを繰り出すアイドルが突如として現れました。彼女たちの名は「ベッド・イン」。10代の女子が活躍するアイドルブームに反旗をひるがえす2人が、今夏いよいよ二度目のバブル旋風を巻き起こさんとしています。 赤面してしまうくらいセクシーで、笑いが絶えないほどピースフル、そしてどこかパンクを感じさせる堂々としたオーラで充満するステージングのルーツを探ってきました(※「ベッド・イン」のお二人の意向により、本