これは、SOHOで旅行代理店を起業した筆者の体験記である。 旅行業の経理業務は非常に細かい。一般的な会社の場合、支払いはたいてい月末に集中している(と思う)が、旅行業の場合、旅行費用はたいてい申込金と残金とに分かれて入金され、収受した中から航空券代、宿泊代などをその都度支払う。 出発は申込時の半年後という旅行を請け負うことはざらなので、1件の予約について支払期間が長期にわたる。だから一般的なキャッシュフローは旅行業には当てはまらないに等しい。 では、旅行業での経理実務を行うためには何が必要か、またどうすべきか。 公明性大な経営少し前、某旅行代理店の倒産で「旅行代理店=自転車操業」という悪いイメージが浸透してしまった。ある旅行客から預かった旅行代金を、別の旅行客の航空券やホテルの仕入れに充てる。途切れることなく旅行申し込みがあれば問題ないが、途切れた時には支払いが滞る。またそれぞれの金額に差
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