横浜市のみなとみらい地区などの都心部で、横浜市とNTTドコモが取り組む横浜コミュニティサイクル「bay bike(ベイバイク)」が好評だ。街の複数の拠点に設置している自転車を好きな場所で借り、返却できるシステムで、利用登録者数は1万人を突破した。エコな交通手段として、今後も人気を集めそうだ。(加藤高明) コミュニティサイクルは、街を回遊する手段として便利なほか、都市部の交通渋滞緩和や環境面での効果にも期待できるとして、全国各地で導入が進められている。 横浜市では2009年10月から1か月間、社会実験を行って好評だったため、昨年4月から3年間の期間限定で、新たな社会実験としてスタートさせた。 みなとみらいや関内地区、横浜駅周辺など市中心部29か所にサイクルポートを設置し、計300台の自転車を用意した。ベイバイクの昨年11月末の利用登録者数は約4100人だった。1年後の今年11月末には、サイク