「ゼンタイ」フェチ ― 全身タイツに魅了された人々都内の公園で全身タイツを着て雑談する「トウキョウゼンタイクラブ（Tokyo Zentai Club）」のメンバーら（2014年1月25日撮影）。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【4月18日 AFP】昼間は、控えめな化粧にコンサバな髪形、どんな人混みの中でも決して目立つことのない、物腰柔らかなOL。だが夜になると、頭のてっぺんからつま先まで、そして両目さえもぴっちりと覆う全身タイツに身を包み、バーで一人座る。こうすることで、自分が他人にどう思われているかという心配から解放されるのだという。 「飲食ができないというのも心地よい要素」。口を覆う光沢のある赤い布地をわずかに上下させながら、「北極2号」と名乗るこの女性は語った。 「これまで他人からの視線を強く気にして生活してきた。周りの人が私の外見を見た時に、かわいいね、優しそうだね、子どもっぽいね、ばかそうだね、そういういろいろな印
