★01:人工衛星の内と外の温度 宇宙の温度は、ビッグバンを仮定しますと、宇宙誕生から3分後に10億度 でしたが、30万年後は3000Kまで下がりました。さらに宇宙の膨張に伴 い、今日では約2.75K(約-270.4℃)の温度まで下がっています。 それは、1965年アルノ・ペンジャスとロバート・ウィルソン等によって観 測された背景放射で説明されます。 そして、この様な宇宙に人工衛星を飛翔させると、地球近傍では次の3つの ふく射、反射エネルギーの影響を受けます。 (1)太陽光のふく射エネルギー、 (2)地球アルベドと呼ばれ、太陽光の地球表面での反射エネルギー、 (3)地球赤外ふく射と呼ばれ、地球表面温度約288K(約15℃)からの ふく射エネルギーです。 これらのエネルギーは、1m2当り人工衛星に太陽光で約1400W、地球ア ルベドおよび地球赤外ふく射では高度500kmにおいてそれぞれ約350
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