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2011年3月4日のブックマーク (2件)

  • 日銀の政策決定の本質 - シェイブテイル日記2

    ここ数日、私は日銀を内外から見た数冊のを読んでいました。それらの中でも特に印象が強かったのは、かつて日銀の審議委員を務めた中原伸之氏の「日銀は誰のものか」でした。 中原伸之氏は57年に東大経済学部を卒業、59年にハーバード大学大学院修士を経て、現・東燃ゼネラル石油に入社86年より代表取締役を勤められました。98年4月より02年3月まで日銀政策委員会審議委員に選ばれ、その間の日銀の動きを中心に書かれたのがこの「日銀は誰のものか」です。 98年4月当時は速水総裁の時代です。 中原委員の提案に対する日銀政策委員の「大勢」の対応(茶色)を中心に追ってみましょう。決議の年月も併せてよくみると面白いですよ。なお中原委員を含めた政策委員は9名で、中原委員の提案にご自身(1名)は必ず賛成してることを蛇足ながら付け加えておきます。 −−−−−−−−−−−−−−−(要約) 98年6月、中原審議委員は景気低迷

    geopolitics
    geopolitics 2011/03/04
    「日本ではあらゆることが必然的に起こるのです。日本人は大勢、時勢、時節、空気によって動く。自由意思によって動かせられる余地は通常は限られています。」
  • 自己啓発本はなぜ流行るのか? - 草食系大学院生の読書日記

    この前の続き。BRUTUS1月号で面白かったもうひとつの記事は速水健朗さんの自己啓発ブームを取り上げたもの。 BRUTUS (ブルータス) 2011年 1/15号 [雑誌] 出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2010/12/15メディア: 雑誌購入: 15人 クリック: 229回この商品を含むブログ (27件) を見る 記事によれば、昨今の自己啓発ブームは1990年代のアメリカで始まったものである。資主義のグローバル化、金融中心化の影響を受けて、アメリカの中流層の多くがリストラによって下流層へ転落し、格差が拡大した。そんな彼らが頼ったのが宗教であった。90年代以降、メガチャーチと呼ばれる超大型教会が急増し、仕事や生活を奪われつつある人々に対し、「信じれば救われる」といったわかりやすい教義を掲げることで、多くの信者を獲得した。これらメガチャーチには「宗教保守」が多く、ブッシュ

    自己啓発本はなぜ流行るのか? - 草食系大学院生の読書日記
    geopolitics
    geopolitics 2011/03/04
    宗教の臭いがするのは納得。スピリチュアルも。現世利益との関連は面白い。日本は現世利益が主流。成功の法則というのは「生存のバイアス」があるから注意。失敗が一番役に立つ。「高揚感」はすぐ戻る→また売れる。