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ブックマーク / number.bunshun.jp (92)

  • “ジャイアンツ時代”を築いた名GM。MLBの潮流は、資金力よりも「育成」?(菊地慶剛)

    今年のワールドシリーズは、第7戦までもつれ込む激戦の末ジャイアンツが制した。 一方プレーオフ8連勝と快進撃を続けたロイヤルズだったが、29年ぶりの悲願を達成できず、ワールドシリーズ制覇は夢に終わった。同チーム所属の青木宣親選手も悔しい思いをしたに違いない。 プレーオフ期間の青木の打率をみると、地区シリーズ.333、リーグ優勝シリーズ.273、ワールドシリーズ.071と下降線を辿り、ワールドシリーズは不振からついに3試合先発から外されてしまった。 「プレーオフはそれぞれのシリーズが新しいシーズンに入るようなもの」 多くの選手や監督がそう表現するとおり、短期間ながらプレーオフを通じて好調を維持する難しさを、青木の数字が結果的に証明してしまった形だ。 実は今年のプレーオフでは、すべてのシリーズで第1戦を勝ったチームが勝ち上がっている。やはり短期決戦は、先勝して勢いを掴んだチームが有利ということな

    “ジャイアンツ時代”を築いた名GM。MLBの潮流は、資金力よりも「育成」?(菊地慶剛)
    geopolitics
    geopolitics 2014/11/04
    地区優勝で見ないと何とも言えない。短期決戦は運の要素が大きいと思う。
  • 韓国にいる“アジア最高の選手”。エスクデロ競飛王を日本代表へ! (吉崎エイジーニョ)

    いまだ“ブラジル・ショック”は尾を引いているか。あるいは11月14日からのホンジュラス戦、18日のオーストラリア戦に頭を切り替えるべきときか。 ここでアギーレ・ジャパンに対し、ひとつ提案を。 10月14日、ブラジルに0-4で大敗した後に、こんな言葉がメディアで紹介されたことを受けてのことだ。 「名前に押されて萎縮していたのではないか。やられてもいいから、もっとやれよ、と感じた」(日サッカー協会大仁邦彌会長)。 ならば、招集を強く推薦したい選手がいる。 「今はいろんな選手にチャンスを与えている状況ですよね。そういったなかで、見てももらえないところが当に残念。呼ばれる呼ばれないは別にして、なぜ結果を残している自分を誰一人見に来てくれないのか。ましてや、日人プレーヤーとして見てもらえない。メディアで報じられたとしても『元Jリーガー』として扱われるばかりで」 自分は結果を残している、そう言い

    韓国にいる“アジア最高の選手”。エスクデロ競飛王を日本代表へ! (吉崎エイジーニョ)
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    geopolitics 2014/11/04
    周囲に合わせすぎて個をつぶしてしまう。痛い指摘。
  • ドイツ代表が10年続けた“肉体改革”。「体幹」を超えた「ムーブメント」とは?(木崎伸也)

    ドイツ代表がブラジルW杯で優勝できたのは、2000年にドイツサッカー協会が始めた「育成改革」、2004年に就任したクリンスマン前監督による「組織改革」、そして現監督のレーブによるピッチ内の「戦術改革」があったからだ。三者はそれぞれ古い概念を破壊し、イノベーションを起こした。 ただし、優勝に貢献した“改革”はそれだけではない。クリンスマンによってアメリカから呼び寄せられた『アスリーツパフォーマンス』による「肉体改革」の影響も大きかった。 『アスリーツパフォーマンス』は、1999年にアメリカ人のマーク・バーステーゲンが立ち上げたジムで、アメリカンフットボール、バスケットボール、野球、テニスなど、あらゆるアスリートの肉体強化を担っている。事や生活の指導を行なうのも特徴。現在は『EXOS』という名前に改名された。 レーブ、クリンスマンの下で働く日人トレーナー。 その最先端のジムに所属している日

    ドイツ代表が10年続けた“肉体改革”。「体幹」を超えた「ムーブメント」とは?(木崎伸也)
  • ミランの一流選手が心から信頼する、遠藤友則トレーナーの「整える」技術。(木崎伸也)

    選手の体を直接触る「トレーナー」や「マッサー」は、大きな責任を負う職業だ。もし選手のケガを悪化させたら、「おまえのせいだ」と追及される可能性がある。ましてや言葉が通じない外国の、それも名門クラブとなれば、少しのミスも許されない。 ACミランの遠藤友則トレーナーは、しみじみと昔を振り返った。 遠藤がイタリアにやって来たのは15年前のことだ。清水エスパルスで働いていたが、清水でプレーしたマッサーロの紹介で名門に潜り込むことに成功した。 「とにかく最初はみんなが嫌がる雑用を必死にやりました。次第に僕にも選手がまわってくるようになったけれども、優秀とされるトレーナーたちに看てもらって、それでも治らなかったので、最後は東洋のマジックに期待してということでした。悪くなったら私の責任。でも治れば勲章ものでした」 東洋医学的な「バランスを整える」治療。 選手が悪化すれば即刻クビである。そこで遠藤は発想を転

    ミランの一流選手が心から信頼する、遠藤友則トレーナーの「整える」技術。(木崎伸也)
  • 南米の「神話」が合理主義に屈した日。7-1がブラジルに問う、究極の難題。(田邊雅之)

    ブラジルの、そして南米サッカーの持つ神話を過去の物にしたのは、ドイツが体現した完全な合理主義だった。サッカー歴史はどこへ向かうのだろうか。 リオのアパートで朝の4時まで原稿を書き、そのまま空港へタクシーで移動。機内でわずかな仮眠を取り、スタジアムに直行して取材を終えると、再び飛行機にとび乗って夜の10時に戻ってくる。 こんな生活を1カ月も続けていると、さすがに体も心もリズムが狂ってしまう。日に帰ってきてからも、クラプトンの古いブルースのアルバムを聴きながらスコッチを舐めないと、寝付けなくなってしまった。 それでもブラジル大会の記憶は、今も鮮明に脳裏に焼き付いている。特に強烈なのは、ベロオリゾンチでドイツがブラジルを7-1で下した試合だ。 この一戦は「衝撃」や「歴史的大敗」という見出しとともに、世界中で報じられた。W杯史上、ブラジルがかくも完膚なきまでに敗れたことはないし、準決勝で6点差

    南米の「神話」が合理主義に屈した日。7-1がブラジルに問う、究極の難題。(田邊雅之)
  • 米国の大御所が突きつけた「三行半」。クリンスマン体制の功罪を問う。(田邊雅之)

    延長前半に2点を奪われるまで、ベルギーの猛攻に必死に抗ったティム・ハワード。ファーガソンに招かれて以来、プレミアでプレーするGKの意地を見せた。 W杯ブラジル大会は、幾多の名勝負を生んだ。中でも「死の組」と呼ばれたグループGで大きな注目を集めたのがアメリカ代表だった。 ドイツにこそ0-1で惜敗したものの、ガーナに勝利し、ポルトガルと引き分けてGLを通過。決勝トーナメントの1回戦では、ベルギーを最後まで苦しめた。 かくして高い評価を得たのが、監督のユルゲン・クリンスマンである。彼がドイツ代表の前監督だったというキャリアも、評価を高める上で追い風となった。 しかしアメリカサッカー関係者の間では、大会開幕前からクリンスマン政権に対して様々な疑問が呈されていた。アメリカは、当にこの4年間で成長したと言えるのだろうか。 そのような状況の中で発表されたのが、『サッカーアメリカ』というウェブサイト

    米国の大御所が突きつけた「三行半」。クリンスマン体制の功罪を問う。(田邊雅之)
  • 世界一退屈な街の世界一贅沢なフットボール。(熊崎敬)

    〈日の皆さん、こんにちは。僕の名前はムハンマド、ドーハに住む17歳の高校生です。日のアニメが大好きで、お気に入りは『名探偵コナン』。放送があるとすぐ録画して、月5回は見ています。趣味が高じて1年前から日語を学び始めました。 ところで今度、カタールが日と大事な試合をするそうですね。そこで先日、日語教室のアズマ先生からお願いをされました。 「日から記者が取材に来るから、カタールのことをいろいろと教えてあげてよ」 そういうことなら、お任せください。 数日後、記者さんに会うと身長193cm、体重130kgという僕の巨体に驚いていました。以前は160kgもあったんです。 ちなみに僕は、10歳のころから砲丸投げをしています。1年前には国の代表としてアラブの大会に出ました。優勝したら政府から家と車をもらえたのですが、8位と負けてしまいました。シリア人がとても強かったのです。 勝つと家や車がも

    世界一退屈な街の世界一贅沢なフットボール。(熊崎敬)
  • 岡田彰布はブラジルW杯をどう見たか。「俺は野球のことしかわからんけどな」(岡田彰布)

    メルマガNumber「野球の神髄~岡田彰布の直言~」、 最新号が配信されました。6月27日配信号の内容を一部ご紹介します。 ◆………………………………………………………………………………………◆ 今週の目次 ◆………………………………………………………………………………………◆ 【1】 巨人の優勝戦で幕を閉じた交流戦を総括する。 ~貯金ゼロになった阪神は巻き返しなるか~ 【2】 大舞台のプレッシャーに打ち勝つために。 ~メンタルは結果にどう影響するのか~ 【3】 読者の質問に「そら、答えるよ」。 ~岡田彰布のズバリ回答~ …………………………………………………………………………………………… 【2】 大舞台のプレッシャーに打ち勝つために。 ~メンタルは結果にどう影響するのか~ …………………………………………………………………………………………… ──岡田さん、ワールドカップはご覧になって

    岡田彰布はブラジルW杯をどう見たか。「俺は野球のことしかわからんけどな」(岡田彰布)
    geopolitics
    geopolitics 2014/06/30
    岡田違い。ただ言っていることはプロ経験者だと思う。プレッシャーに強いやつはいない。
  • 技術勝負なら日本は、葛西は強い!ルール変更が生んだ“平等”な戦場。(松原孝臣)

    メダルセレモニーで、銀メダルを手に笑顔を見せた葛西紀明。金メダルをとりたい、と次回への意欲を早くも見せた。 2月15日(現地時間)、ジャンプ・ラージヒルで葛西紀明が銀メダルを獲得した。 日ジャンプ界にとって、1998年の長野五輪以来、16年ぶりとなるメダルである。 実は長野五輪ラージヒル団体金メダルなど数々の活躍を見せてきた原田雅彦氏が、大会を前にこう占っていた。 「日はノーマルヒル、ラージヒル、団体、どの種目でもメダルを取れる可能性がありますね」 その根拠としたのは、ルール改正が一段落したことにあった。 スキー競技は、用具にも左右されるスポーツである。ジャンプもそうだ。そして用具に関しても、ルール改正は頻繁に行なわれてきた。長野五輪後のスキー板の長さに関する変更はよく知られているところかもしれない。そしてジャンプスーツについても、ルールは変わり、それは競技にも影響を及ぼしてきた。 ス

    技術勝負なら日本は、葛西は強い!ルール変更が生んだ“平等”な戦場。(松原孝臣)
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    geopolitics 2014/02/17
    用具ではなく人間の勝負になってきた。かつてF1も機械化が進んで面白くなくなったそうだが。
  • 川崎宗則、青木宣親が高評価の理由。“Quality At Bat”という新潮流。(菊地慶剛)

    メジャー2年目、ブルージェイズ所属の川崎宗則選手。ここまで打率.237と数字は振るわないが、出塁率.331、長打率.319、四死球34とチームのために徹して打席に立っていることがよくわかる。 9月中旬のこと。岩手県の高野連と同野球協会審判技術委員会が協議を行ない、「2ストライクに追い込まれてから打者が故意にファウルを狙った場合は、スリーバント失敗でアウトにすることを確認した」というニュースが目に留まった。 夏の甲子園で物議を醸した、花巻東高の千葉翔太選手の「カット打法」に関連した決定であることは明らかだった。 元々岩手県予選(もっと厳密に言えば大会の準々決勝)まで注意すら受けていなかったカット打法が、上層部の間できちんと議論、検証されることなく、トップダウンでなし崩し的に違反行為とされてしまう措置は、何とも釈然としない。 そこでこの件に関して、メジャーの視点から考察してみたいと思う。 “

    川崎宗則、青木宣親が高評価の理由。“Quality At Bat”という新潮流。(菊地慶剛)
  • <アリゴ・サッキに聞く日本代表指揮官> ザッケローニにまつわる7つの謎。(木崎伸也)

    イタリア流ゾーンプレスの神髄を叩き込まれている最中の日本代表。 しかし、コンフェデ杯の大量失点などで守備のもろさが指摘されている。 指揮官の戦術は浸透しているのか。もとより彼の思惑はどこにあるのか――。 7つの疑問をザックの友人であり、プレッシングサッカーの創始者にぶつけた。 田圭佑の言葉に、ザックの流儀が凝縮されていた。グアテマラ戦後のミックスゾーンで田は、フフッと口元を緩めてこう言った。 「監督の練習は戦術練習が多くて、守備の意識を能的にさせようと監督が企んでいるのかなと。悪く言えば、くどいくらいにしているので、イタリアってこんなんなのかなぁと想像しながらやってます」 田の言葉からも読み取れるように、アルベルト・ザッケローニ監督の練習は、とにかく細かい。9月上旬の日本代表合宿でも、ザックの力強い言葉がピッチに響き渡った。 「まだボールが中央にあるのに、体を外に向けるのが早すぎる

    <アリゴ・サッキに聞く日本代表指揮官> ザッケローニにまつわる7つの謎。(木崎伸也)
    geopolitics
    geopolitics 2013/09/24
    ミランの凄さ。強いところは同じ事を繰り返せる。/パルマの選手は実戦で5回中3回しか理論を実践できなかった。それに対して、ミランの守備陣は5回中5回、完璧に実行していた。
  • 中継ぎ投手・上原浩治が絶好調!数字が証明するMLB屈指の凄さとは?(菊地慶剛)

    もはやレッドソックスのベンチ内での名物と言ってもいい、上原浩治投手のハイタッチ。笑顔でベンチ内のムードを盛り上げる。 メジャーリーグの開幕から3週間。今シーズンは開幕から日人投手たちの活躍が目立っている。その中でここまでのMVPを選ぶとするならば、今年からレッドソックスに移籍した上原浩治投手を挙げたい。 もちろん読者の中には異論もあるだろう。 例えば、勝利数、防御率ともにア・リーグのトップ争いをしているレンジャーズのダルビッシュ有投手はもちろん、ここまで抜群の安定感を誇るマリナーズの岩隈久志投手の存在も捨てがたいのは事実だ。ただチームに及ぼす影響力という面では、現在、激戦区のア・リーグ東地区で首位を走るチームへの上原の貢献度は計り知れないものがあることを忘れてはならない。 岩隈やダルビッシュのような先発投手ではなく、またセーブ機会に登板する抑え投手でもない、“中継ぎ”の上原が、日で大き

    中継ぎ投手・上原浩治が絶好調!数字が証明するMLB屈指の凄さとは?(菊地慶剛)
  • MLBが球数制限を導入した経緯から、藤浪晋太郎と阪神の育成力を考える。(生島淳)

    神宮球場のブルペンで投球練習を繰り返す藤浪。毎試合150キロを超える速球を投げている藤浪だが、果たしてシーズンを通して怪我無く活躍できるのか……。 阪神の藤浪晋太郎は、久々にお客さんを呼べる投手、という気がする。 4月21日のヤクルト戦では、7回を2安打無失点、しかも83球という見事な「省エネ」投球でゲームを作り、2勝目をマークした。 この見事な投球が議論の種になるのが面白い。阪神OBで通算320勝をマークしている小山正明氏は、首脳陣が藤浪を降板させたことに噛みついた。「デイリースポーツ」によれば、小山氏はこう語っている。 「内容が悪いとか、負けている展開で代打を出されるのなら仕方ないけど、十分完投できる展開で代えてしまうベンチは理解できん。ピッチャーは球を投げるのが仕事やろう。残り1回や2回で20~30球投げたところで、どうってことない」 小山氏は大きく育てたいなら、完投させるべき、とい

    MLBが球数制限を導入した経緯から、藤浪晋太郎と阪神の育成力を考える。(生島淳)
    geopolitics
    geopolitics 2013/04/28
    野球は近代化しているのか、していないのか、よくわからない。
  • 落合博満は“内角攻め”をこう考えた。前田智と江村、死球騒動の教訓とは?(鷲田康)

    日大から社会人のワイテックを経てヤクルトに入団したドラフト4位ルーキーの江村将也。4月23日の広島戦でプロ1勝目を挙げたが、死球を与えた前田智徳が骨折したこともあって苦い初勝利となった。 現役時代の落合博満(前中日監督)が、厳しい内角攻めにたった1度だけ、激怒した場面を見たことがある。1996年4月12日の横浜対巨人戦、相手は当時、横浜のエースだった盛田幸希(現・幸妃)投手だった。 盛田はシュートを武器に厳しい内角攻めを身上とする投手で、落合は前年にも死球を受けていた。 ことの発端は6回表、盛田が先頭の川相昌弘内野手にぶつけた死球だった。1死から4番を打っていた松井秀喜外野手が安打を放った一、三塁の場面。ここで2回に塁打を放っている落合が打席に入ると、その2球目のストレートが頭をかすめた。 「いい加減にしろよ!」 落合が珍しくマウンドに向かって一歩、二歩と詰め寄る姿勢を見せると、ベンチか

    落合博満は“内角攻め”をこう考えた。前田智と江村、死球騒動の教訓とは?(鷲田康)
    geopolitics
    geopolitics 2013/04/27
    内角攻めは大打者の宿命だが頭は危ない。落合が切れたのはたぶんこの時(頭に当たった)だけだと思う。次はクロスプレー(ホームへのタックル)だな。高校野球は禁止になった。
  • <異国での1年を振り返る> 岡田武史 「いま中国を離れる事は私にはできない」(二宮寿朗)

    苦闘の連続だった中国での1年目のシーズンが終わった。 指揮官の地道な指導により、変化の兆しを見せる選手たち。 その手腕に周囲の信頼も厚い。かつて日を率いた男は、 来季もこの国のサッカーの未来のために心血を注ぐ。 改革の過程に、オフなどない。 11月下旬、岡田武史は日にいた。 中国スーパーリーグ、杭州緑城のU-19、U-17ユースチームを引き連れ、静岡県・御殿場で強化キャンプを張っていた。 夕方、寒風吹くグラウンドではU-17の紅白戦が行なわれていた。響き渡る指揮官の喚声。いいプレーをすれば「グッド!」、悪ければ嘆息とともに表情をひん曲げる。感情豊かな大きなリアクションに反応するように、段々と若芽たちのボルテージも上がって声を出していく。冷気を熱気が追いやっていた。 「みんないい声が出てたかな」 ユースも統括する“全権監督”はグラウンドを出ると、そう言って白い歯をこぼす。だが時計に目をや

    <異国での1年を振り返る> 岡田武史 「いま中国を離れる事は私にはできない」(二宮寿朗)
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    geopolitics 2012/12/14
    中国の話に見えない。かつての(今の)日本人のようだ。トルシエはその従順性に驚き利用した。組織のオートマティズム化。
  • <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)

    若くして日の卓球界を担う稀代の天才プレーヤーは、 ある世界的な“不正行為”の犠牲となり、苦しんできた。 違法な用具を使うことなく、ただ、フェアな条件で戦いたい。 卓球という競技の未来のため、選手生命を賭け、問題提起する。 日の丸を背負って北京、ロンドンと2度の五輪を戦った水谷隼。 Number815号に掲載された勇気ある告発を全文公開します。 僕はこれから、選手生命をかけて卓球界に横行している不正行為と戦っていきたいと思っています。もちろん、アンフェアな状況への憤りがあるからですが、それだけが理由ではありません。このまま不正行為を放置すれば、卓球というスポーツの未来にも暗い影を落としていくという危惧が心の底にあるからです。 「補助剤」をラバーの裏側に塗ることで、大きく変わる打球の質。 卓球をしている人なら「補助剤」、英語で「ブースター」と呼ばれる液体のことは聞いたことがあると思います。そ

    <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)
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    geopolitics 2012/11/20
    やらない方が損をする。これも市場原理、競争社会です。ラバー無くして木だけにしたら変わるかな。人の技術か道具の技術か。F1同様、人の技術を見たい。
  • 大谷翔平のメジャー行きになぜ驚く?有効な対策を取らないNPBの不思議。(菊地慶剛)

    今年9月、ロサンゼルス・ドジャースのローガン・ホワイトGM補佐(写真中)が花巻東を訪れ、面談を行った後の写真。エーシー・興梠アジア部長(左)、小島圭市スカウトと共に。「大谷選手は世界でもトップクラスのアスリートです。ドジャースに来てほしいと思っている。必要なら毎日足を運ぶつもりだ」と語ったローガン氏。 遂に“来るべき”時がやって来た……。 その去就が注目されていた花巻東高校の大谷翔平投手がメジャー挑戦を正式表明した。日の球界関係者やメディアの間では、このニュースを衝撃的に捉えているようだが、当にそれほど予想外の事態だったのだろうか。 揉めに揉めた次回WBC参加問題の時もそうだったが、日球界の議論は常に“内向き”思考のように思える。今回の大谷の件にしても、MLBの視点から考察してみれば問題の質がハッキリと見えてくる。それは、NPBの“事なかれ”“棚上げ”体質とでも言えるものだ。これま

    大谷翔平のメジャー行きになぜ驚く?有効な対策を取らないNPBの不思議。(菊地慶剛)
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    geopolitics 2012/10/28
    選手の問題ではなく、プロ野球とメジャーという組織同士の問題。
  • 日ハムの指名に会場から拍手喝采が。2011年ドラフト、全球団を徹底検証!(小関順二)

    ハムに強行指名された菅野智之は「監督だったり、両親と相談して決めたいなと思っている」。菅野の父親は「ドラフト制度を否定するわけじゃないが困惑しています。こちら側には何も話はなかったし、誠意を感じない」とコメント スカイ・A sports+によるドラフト中継の解説をしている最中のことだった。放送局のスタッフからスッと渡されたのは、日刊スポーツ(ニッカン)とスポーツニッポン(スポニチ)の号外だった。ニッカンは「菅野ハム」、スポニチは「菅野日ハム」が大きな見出しに。それぞれ「外した巨人は英明松」「衝撃の強行指名」というサブの見出しがつき、ついさきほど会場を沸かせたばかりの出来事の大きさを伝えていた。 ドラフト直前まで、菅野智之(投手・東海大)の1位入札は巨人だけだと予想されていた。巨人・原辰徳監督と菅野が伯父・甥の血縁関係で、そこに割って入れば強い抵抗があることを誰もが容易に想像できたか

    日ハムの指名に会場から拍手喝采が。2011年ドラフト、全球団を徹底検証!(小関順二)
  • 常勝ハムの作り方。~パを制覇した“マネー・ボール”~(小川勝)

    ソフトバンクとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージを3連勝で制し、日シリーズ進出を決めた日ハム。2006年に日一になってからは、優勝、3位、優勝、4位、2位、優勝と、毎年安定した強さを発揮している。 西武の激しい追い上げを振り切って日ハムがパ・リーグを制覇、クライマックスシリーズもソフトバンクに全勝して、文句なしの日シリーズ進出となった。 最近7年間で4度目の優勝だ。今年の勝敗が74勝59敗11分で、貯金15。これで日ハムは、7年連続で勝率5割を超えたことになる。7年連続というのは、現在のパ・リーグで最長の数字だ。 日ハムは昨年オフ、エースのダルビッシュ有(レンジャーズ)が抜けたことで、今年の下馬評は低かった。スポーツ各紙の解説者31人の開幕前順位予想を見ると、日ハムをAクラスに予想した人は3人だけだ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWe

    常勝ハムの作り方。~パを制覇した“マネー・ボール”~(小川勝)
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    geopolitics 2012/10/27
    うーん浅い記事。日ハムGMが2005年からマネーボール(統計野球)を取り入れたのは有名な話だと思ったけど。FAは高い買い物。
  • 優勝の秘密は“バランス感覚”にあり!巨人の絶妙なドラフト戦略を読み解く。(小関順二)

    東海大では首都大学リーグで通算37勝4敗、防御率0.57の成績を挙げた最速157km右腕の菅野智之。今季は大学に籍を残し、走り込みや投げ込みの強化トレーニングを続けてきた。 セ・リーグは巨人が圧倒的な強さを発揮して3年ぶりに優勝した。優勝が決定した9月21日現在、2位中日につけたゲーム差は11。「盤石」と形容してもいいと思う。優勝に貢献した選手たちのドラフト順位を見ると、巨人の強さがあらためて実感できる。 [野手] 亀井義行 '04年4巡 松哲也 '06年育成ドラフト3巡 坂勇人 '06年高校生ドラフト1巡 藤村大介 '07年高校生ドラフト1巡 長野久義 '09年1位 [投手] 内海哲也     '03年自由枠 西村健太朗 '03年2巡 山口鉄也    '05年育成ドラフト1巡 福田聡志    '05年大学&社会人ドラフト希望枠 澤村拓一    '10年1位 宮國椋丞    '10年2

    優勝の秘密は“バランス感覚”にあり!巨人の絶妙なドラフト戦略を読み解く。(小関順二)
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    geopolitics 2012/10/04
    高卒はやっぱりギャンブルだな。大卒社会人の即戦力も正しいと(計算できる)。伸びしろを期待できるのは高卒だけど育成が出来るほど金があるチームが巨人。