年賀状が金券ショップにいっぱいの謎 探ると郵便局員のツライ事情が 金券ショップに年賀状が大量に集まっている――。今、こんなウワサがまことしやかに伝わっている。で、さっそくある金券ショップに年賀状取材を申し込んだところ「取材依頼の書面が必要」という。普段、取材には割と協力的なところだからガードの堅さにいささか驚いた。 そこで郵便局員にジカあたりしてみた。年賀状を金券ショップに大量に持ち込むことができるのは彼らと踏んだからだ。すると、仰天話が出るわ出るわ。 「ノルマがもの凄いです。上は、年賀状販売の成果は『民営化の試金石だ』『キミたち郵便局員の営業力を見るためだ』とか言ってハッパをかけてくるんです。集配担当だけじゃなく、保険や貯金担当、さらにパートの“ゆうメイト”までノルマ漬け。本来の仕事のほかにやるんですから、ホント参っちゃいますよ」(30代局員) ノルマは郵便局と個人それぞれ