仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書) 人は気付かないうちに、自分が一日に吸収できる情報の量やアウトプットの量に上限を設けています。本書はこのことを読者に気付かせ、仕事量にブレイクスルーを起こさせます。 著者の佐々木俊尚氏はIT関連のフリージャーナリストとして著名な方です。佐々木氏の仕事量は有名で、毎月8本の雑誌連載と4本のウェブ連載、年間4~5冊の書籍刊行、論壇誌などの単発の原稿執筆年間20~30本、執筆文字数は月間15万字前後(400字詰め原稿用紙400枚程度)という物凄さです。さらに講演会や勉強会講師を年間50回程度こなしています。 ワーカホリックというわけではなく、毎日の食事はすべて自分が担当し、一日の家事に割く時間は2時間に上るそうです。一日5キロのジョギングを欠かさず、毎年2週間以上の海外リゾートを楽しんでおられます。 佐々木氏が大量のアウトプットを創出する秘訣は、「い