イスタンブール(CNN) トルコのイスタンブールで15日、8月から適用されるインターネットのフィルタリング義務化に反対して数千人がデモ行進を行った。 参加者はトルコ語と英語で「インターネットに触るな」「保護してもらう必要はない」などと書かれた横断幕を掲げ、インターネット検閲反対を訴えた。 同国の「安全インターネットサービス」規定では、ネットの利用者に対し「家族」「子ども」「国内」「標準」の4種類のフィルタリングの中から1つを選ぶことを義務づける。 政府の情報通信技術委員会(BTK)によると、この規定は子どもたちを有害コンテンツから守ることが目的。8月22日に導入が開始される予定だ。 これに対し、フィルタリングの仕組みがはっきりしないなどと批判する声が上がっている。15日のデモには主催者発表で数千人が参加、タクシム広場から大通りを2時間かけて行進し、途中数カ所で座り込みを行った。 国境なき記