多くの地域が情報発信に課題を残す中で、「地域メディア」は、それを解決する手段として有力な手段となる。また、「地域メディア」は低コストでも始めやすく、参入しやすい業態でもある。数々の地域メディアを運営しているネイティブ・倉重宜弘代表が、マネタイズの可能性について語る。 倉重宜弘(くらしげ よしひろ)ネイティブ 代表取締役 1967年生まれ。富士総合研究所(現みずほ情報総研)を経て、2000年よりネットイヤーグループに創業期から参画。大手企業のデジタルマーケティングや、ブランディング戦略の立案、ウェブサイトやデジタルコンテンツの企画・プロデュースなどに数多く携わる。新規事業として2012年4月に、北海道の地域振興を目的としたデジタルメディア立ち上げを皮切りに、2013年「沖縄CLIP」、2014年「瀬戸内Finder」を手掛る。2016年3月、地域事業創出を主眼とする「ネイティブ株式会社」を起