音楽と数学は現代では異なる分野として分類されるが、実は古代文明の時代から深い関連性が意識されていた。本書は両者を音響理論等の単純な裏付けとして考えるのではなく、宇宙や無限、人が生きるということに関わらせて捉え直す。 はじめに 1章 響き合う音楽と数学 1 音を数えることから音楽は始まった 2 数とは何か? 3 宇宙の調和 根本原理を求めて 4 音律と数列 5 数学の中の音楽 素数の神秘 6 音楽と数学の中の「無限」 2章 音楽と数学の位相 1 表現する音楽 隠れる数学 2 時代と地域で変わる音楽 時代を超えて進化する数学 3 人と人を結ぶ音楽 人を超える数学 4 数学史・音楽史俯瞰(古代から近代―ヨーロッパを中心に) 5 20世紀における音楽と数学の質的変化の萌芽 3章 音楽と数学の本質 1 秩序ある世界の根底にあるもの 2 コンピュータの進歩と「ランダム」 3 音楽と時間 4 時間と生物
年平均10%という経済成長なかで、大変貌を遂げた日本社会。第2巻では、1960年代半ばから70年代代半ばまでを中心に、経済、地域、教育、家族、社会保障、冷戦下の東南アジアとのかかわりなどのテーマから、その歴史的特質に迫る。 第1章 高度成長の過熱と終焉(岡田知弘) 第2章 高度成長期の地方自治――開発主義型支配構造と対抗運動としての革新自治体(進藤兵) 第3章 ニュータウンの成立と地域社会──多摩ニュータウンにおける「開発の受容」をめぐって(金子淳) 第4章 教育の「能力主義」的再編をめぐる「受容」と「抵抗」(木戸口正宏) 第5章 高度成長と家族――「近代家族」の成立と揺らぎ(岩上真珠) 第6章 1960年代の児童手当構想と賃金・人口・ジェンダー政策(北明美) 第7章 高度成長と東南アジア――「開発」という冷戦・「ベトナム戦争」という熱戦のなかで(河村雅美)
「オックスフォード科学の肖像」第16回配本 宇宙を「民主社会」にしたエレガントな原理 清教徒革命のさなか、1642年のクリスマスに生まれ、「万有引力の法則」をはじめ数々の革命的な業績によって近代科学の礎を築いたニュートン。ライプニッツとの微積分法の発見をめぐる熾烈な争いなど生涯を通してくりかえされた衝突、宗教観、錬金術……科学的側面だけでなくその生涯にも生きいきと迫るニュートンの評伝。 ■既刊■ 『ダーウィン 世界を揺るがした進化の革命』 『アインシュタイン 時間と空間の新しい扉へ』 『ガリレオ・ガリレイ 宗教と科学のはざまで』 『エンリコ・フェルミ 原子のエネルギーを解き放つ』 『マリー・キュリー 新しい自然の力の発見』 『マイケル・ファラデー 科学をすべての人に』 『フロイト 無意識の世界への探検』 『メンデル 遺伝の秘密を探して』 『パヴロフ 脳と行動を解き明かす鍵』 『ウィリアム・
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