ともに湘南高校を1970年に卒業して東大に現役合格、同じ法律のサークルで学び、一緒に司法試験に受かった。相手の結婚式で司会をし、自宅も近い。そんな2人がこの4月、それぞれ東京高裁長官と東京地裁所長になった。 高裁長官の小池裕(63)は、軟式野球部の3年の夏の大会での1勝が最大の思い出だ。2年の秋に主将になったが、下級生らが集団で退部して部員は9人に満たず、あわや廃部の危機に。ポスターを貼り、野球経験ゼロを含む新1年生らを勧誘しまくった。「自分が主将になってから連戦連敗。それだけに、あの1勝には感激した」 「今から思えば、スポーツをやっておけばよかった」と横で笑うのは地裁所長の荒井勉(62)。「のびのびと生徒の個性を伸ばす雰囲気がある学校だった」と振り返る。
スポーツの秋。23日に第4回神戸マラソン(朝日新聞社など共催)が開かれるなど本格的なマラソンの季節に入った。タイムを気にせずイベント重視の「ファンラン(FUN RUN)」の人気も広がる。気軽に参加できることからマラソン大会の未経験者も多く、1千万人を超えたランニング人口のすそ野を広げている。 「たのしすぎた!! はしゃいで、走って、飛んで、叫んで●(●はハート)」「めーーーーっちゃ楽しかったし。運動も出来たしHappy」 8日夜、ソーシャルメディアにこんな投稿が相次いだ。添えられた写真は大阪城(大阪市)をバックにカラフルに光るリストバンドやカチューシャ、メガネをつけた若い男女がはじけた笑顔で大勢写る。大阪城公園であった「エレクトリックラン」の参加者たちだ。
京急電鉄の横浜駅と上大岡駅に12日、のぼって消費するカロリーが一目でわかる階段が登場した。体重70キロの人が1段のぼると0・1キロカロリーを消費するといい、健康づくりの意識を高めてもらう狙いがある。 計4カ所の階段(36~38段)の側面に1段ずつ数字を表示した。歩数に応じてポイントがたまり、抽選で景品がもらえる横浜市の「ウォーキングポイント事業」に協力した。市によると、今月から始まったこの事業に参加する市民は、当初の予想を超えて約5万6千人という。 乗り換えのため横浜駅を利用した海老名市の田畑温子さん(71)は、階段をのぼる途中でカロリー表示に気付いた。「健康のために毎日5~6千歩を心がけてます。表示はうれしいけれど、階段をのぼっただけでは3・8キロカロリー。もっと歩かなきゃね」と話していた。(竹野内崇宏)
学校の一大行事といえば体育祭。「スポーツの秋」を迎えたいま、各地で開かれている。赤や白などチームの色分け方法は、各校さまざま。県内の高校ではクラス単位が多い中、100年以上の歴史がある県立浜田高校(浜田市)は独特だ。その方法はズバリ、生徒の「居住地別」。 赤、白、黄、紫。4色のチームが競う浜高体育祭。でも、チームの呼称は色ではなく、「東西南北」だ。 浜田市街を東西に流れる浜田川で、「南分団」「北分団」に分かれる。そして、JR下府(しもこう)駅より東に住む生徒は「東分団」、西浜田駅より西に住む生徒は「西分団」に所属する。 基本的に3年間、チーム替えは… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定
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