「我々はモルモットかハツカネズミですか!」 在台30年を超える邦人は、4日午後に日本政府から友情と東日本大震災時の義援金に対する感謝として無償提供された英製薬大手アストラゼネカ(以下AZ)製ワクチンに戦々恐々となっている。台湾への無償提供が明らかになった直後、台南市長・黄偉哲、民進党幹部の立法委員らがこの危急存亡のときに貴重なワクチンを提供してくれた日本へ感謝の意を表すため、在台邦人への優先接種を唱え始めたからだ。 ワクチン「職域接種」スタートの裏で…非正規、在外邦人、アルバイトが置き去りにされる 「AZ社製ワクチンは日本では副反応の恐れから接種されていないじゃないですか。台湾だって当初備蓄していたAZ社製ワクチンは接種されず、今回の感染爆発になってから医療従事者が慌てて接種したほどです。それを在台邦人に優先接種というのは感謝の意でも何でもない。日本でも接種していないワクチンなら打ちません