米モンタナ州出身の動物学者であり、アニマルトレーナーのケーシー・アンダーソンは2002年1月のある日、クマの保護施設で、死んだ母グマのそばにいる2匹の子グマを発見した。このままでは死んでしまう。そう確信したケーシーは生まれたばかりの2匹のハイイログマを育てる決意をした。 まさかこれが、信じがたいクマと人間の友情に発展するとは、そしてその心温まるドキュメンタリーが世界中の動物好きの人々の心を捉えるとは、この時はまだ誰も思わなかっただろう。 ケーシーの努力にも関わらず、子グマは1匹しか残らなかった。 この画像を大きなサイズで見る ケーシーはこの子グマに”ブルータス”と名づけた。 この画像を大きなサイズで見る 生まれて初めて接したのが人間であるブルータス。ケーシーを自分のお母さんでありお父さんであると思って育っていった。 この画像を大きなサイズで見る ケーシーのアニマル・トレーナーとしての経験は