児童養護施設を舞台にした日本テレビ系の連続ドラマ「明日、ママがいない」の番組スポンサー3社が22日放送の第2話でCM放送を見合わせたことが23日、分かった。 ドラマをめぐっては「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置する慈恵病院(熊本市)や全国児童養護施設協議会が「養護施設の子どもや職員への誤解や偏見を与えかねない」として放送の中止や内容改善を求めている。 CMを見合わせたのはエバラ食品工業とJX日鉱日石エネルギー、キユーピーで、ACジャパン(旧公共広告機構)の公共CMに差し替えた。各社とも「視聴者や関係者の意見を考慮し、総合的に判断した」としている。 一方、花王や日清食品など5社はCMを放送したが、通常オープニング後に紹介されるテロップでの社名表示はなかった。 ビデオリサーチによると、第2話の視聴率は関東地区では13・5%で第1話から0・5ポイント下がり、関西地区では13・9%で