京都府亀岡市は12月13日、「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を発表。プラスチックのレジ袋の使用を禁止する条例を制定し、2020年の施行を目指すという。有料での提供も禁じるという。 同市環境政策課の担当者は、「海洋ごみの削減に向け、レジ袋削減に取り組んでいきたい」と話す。 保津川にプラスチックごみが増加 プラスチックごみそのものを減らす 海に接していない同市が海ごみ対策に積極的なのは、重要な観光資源である保津川の景観を保全するためだ。保津川は同市を通って、嵯峨嵐山(京都市右京区)に至り、その後は鴨川と合流して淀川に流れ込む。亀岡から嵯峨までの16キロメートルに渡る保津川下りは舟下りとして有名で、年間約30万の観光客が訪れるという。 同市環境政策課の担当者は、 「川下りの船頭さんからプラスチックゴミが増えてきたという報告が入るようになりました。ごみが多いと景観を損ねてしまうため、市でも川の
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