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2008年8月4日のブックマーク (2件)

  • 絶対に遅刻しない女の子がいる - ハックルベリーに会いに行く

    「最近の若者は――」という言説をよく聞く。たいていはネガティブなイメージで語られることの方が多い。曰く、最近の若者はひ弱になった、最近の若者はバカになった、最近の若者は覇気がない、最近の若者はすぐ挫ける、最近の若者は何を考えているのか分からない……しかしぼくは、若者をそういう目で見たことがない。それは、ぼく自身がとてもだらしない人間なので、たいていの人がぼくより立派に見えるからというのはあるけれど、それを抜きにしたって、逞しく、したたかで、尊敬できる若者というのは多い。若者礼賛というわけではないが、若者の中にもそういう人がちゃんといるということだ。特に、ぼくの知っている若者には、心の底から尊敬でき、敬服できる人物が何人かいる。そういう人を知っているから、ぼくは、若者というのを一括りに否定することができないのだ。 ぼくの知ってる若者に、絶対に遅刻をしない女の子がいる。どんな時でも、集合時間の

  • ブログ芸者の断末魔の叫び声が聞こえる - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくが常々怖いなあと思っているのは民衆というやつだ。日では「世間」と言ったりもする。「世間の目」と言う時の「世間」だ。最近では、「暴走する『世間』―世間のオキテを解析する」という、近年益々力を強めている「世間」についての興味深い考察がくり広げられた、とても面白いが出たりもした。まだ読んでないけど、こういうが出るくらい、世間というのが今も変わらぬ圧倒的なパワーを持ち、それを一向に衰えさせていないというのは、ぼくも強く感じる。 民衆は怖い。特にその意見の総体である「民意」というやつが怖い。歴史を見ても、どんなに専政をくり広げた圧制者たちだって、この民意というやつには逆らえなかった。むしろ圧制者たちは、民意を味方につけたからこそややこしかったりした。圧制者たちは、たまさか民意を味方に付けたばっかりに、その悪政を暴走させることになった。その最も分かりやすい例がヒットラーだ。彼への支持率には圧