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2008年12月14日のブックマーク (2件)

  • 高木浩光@自宅の日記 - 楽天CERTに対するブラウザの脆弱性修正を阻害しない意思確認

    楽天CERTに対するブラウザの脆弱性修正を阻害しない意思確認 楽天は比較的早い時期からコンピュータセキュリティに真剣に取り組んできた希有な存在だと認識している。昨年には、企業内CSIRTを正式に組織し、組織名を「Rakuten-CERT」とした。*1 楽天、社内に「CSIRT」を設置, ITmediaエグゼクティブ, 2007年12月6日 「楽天ad4U」の「脆弱性を突いてブラウザの閲覧履歴を調べるという禁じ手」の問題(前回の日記参照)は、その手法自体が直接人々のプライバシーを侵害するか否かという問題ではない。実際、「楽天ad4U」について言えば、閲覧履歴の有無は参照するけれども履歴自体の送信はしないように作られており、開発元はこれを「プライバシー保護にも優れています」と宣伝している。 しかし、この問題の根は、10月の日経の記事にも書いたように、この手法が広く使われるようになって、こ

  • PISA「盗難事件」問題ほか

    国際学力調査-文部科学省からリンクされている問題例(PDF:1,342KB リンク切れ アーカイブ)の最後に次のような「盗難事件に関する問題(PISA2000年調査及び2003年調査問題)」があります。 盗難事件 あるTVレポーターがこのグラフを示して、「1999年は1998年に比べて、盗難事件が激増しています」と言いました。 このレポーターの発言は、このグラフの説明として適切ですか。適切である、または適切でない理由を説明してください。 これは省略棒グラフを使って違いを不適切に強調したものです。グラフから数値を読み取るのは微妙ですが,それぞれ508,516だとしましょう。この違いは統計的に有意でしょうか。 盗難事件が1998年に起きる確率も1999年に起きる確率も等しいという帰無仮説を立てて,Rで検定してみましょう: > 508+516 [1] 1024 > binom.test(508,