オープンソースライセンスの中でも、GPL ライセンスはソースコード開示義務があるため扱いにくいライセンスです。業務であればまず GPL ライセンスのライブラリは利用できません。 一方、LGPL(Lesser General Public License) ライセンスのライブラリは、一定の条件の元でソースコードの開示義務を負わないため、業務利用も可能となります。 (参考)GNU Lesser General Public License – Wikipedia ですが、Android アプリで LGPL ライセンスのライブラリを組み込むと、必ずソースコードの開示義務を負うとのこと。これを知らないとかなり危険ですね(追記あり・後述)。 詳しくは以下のスライドをご参照ください。 --- 2012.1.27追記 この件について詳細に調べていた方がいたようです。結論としては Android アプリで
全国20人の ECMA セオリストのみなさま、おつかれさまです。大形尚弘です。 ついに Dmitry 先生の ES3 シリーズも最終章となりました。この後に ES5 シリーズが5章続きますが、それらは基本的に今シリーズの補足として書かれたものですので、ここまでお読みいただいたみなさまは、ほぼ ECMAScript の理論的側面を理解したと言えます。 もしそうでない部分があったとしても、実際に ECMAScript の仕様書をご覧いただければ、これまでとは全く理解度が違っていて、あっという間に足りない知識を補足できると思います。端的に、「仕様が読める」ようになっているはずです。 ES5 であれば、本来 PDF である仕様書を、有志の方が es5.github.com にて「注釈付きの」 HTML 形式で公開し、頻繁に更新されています。注釈の一つはもちろん我らが Dmitry 先生の ES シ
Perlで変数エイリアスをみることができるコードはいくつかあるが,それらはまず二つに大別できる。 真のエイリアス 疑似エイリアス 真のエイリアスは,別の名前を持つ変数が本当に一つのSVを指しているケースである。Perlの変数はXSからみれば単にSV*型の値であるため,同じSVを指すポインタを同時に複数個作るのは難しくない。 疑似エイリアスは,プロキシとなるMAGIC変数を介してエイリアスの対象となる値と同じように振る舞う値である。MAGICメカニズムを用いてSVに対してGET/SETフックを仕込み,同じ値を持っているように見せかける。当然,エイリアスと元の変数のアドレスは異なる。 真のエイリアスは以下のコードでみられる。 サブルーチンおける@_の要素 foreachイテレータ map/grepにおける$_ sortにおける$a, $b 型グロブに対するスカラーリファレンスの代入 疑似エイリ
ソフトウェアを中長期にわたってメンテナンスしていく場合、メンテナンスしやすいコードと、メンテナンスしにくいコードとの間には、同じ機能を実現していたとしても、その価値には雲泥の差があります。 メンテナンスの容易さを示す言葉として、メンテナビリティ(Maintainability)という言葉がありますが、私自身、アプレッソでDataSpiderを11年間開発・メンテナンスしていく中で、「この人の書いたコードは本当にわかりやすいし無駄がない」とメンテナビリティの高いソースコードに感心させられることもあれば、「急いでいたとはいえ、このソースコードはリファクタリングしないと・・・」と、メンテナビリティの低いコードがソフトウェアに混入してしまったことを嘆くこともありました。 このエントリでは、一本のソフトウェアを11年間開発・メンテナンスしてきた経験から、ソフトウェアのメンテナビリティについて考察して
株式会社 Aiming の開発者ブログにて記事が出ていますが、社内勉強にて1時間ほど C# についてしゃべってきました。 C# の社内勉強会でした 以下のような内容です。 https://skydrive.live.com/?sc=documents&cid=5c622397e11c979d#!/view.aspx?cid=5C622397E11C979D&resid=5C622397E11C979D%213892 動画とってないのが残念ですが。 前半: 依存関係削減 Unity やってる人が多い前提で作ってたら、案外、サーバー側な人の比率が高くて、そっちの人にはどうだったかなぁという感じもあるものの。 Unity みたいに、なまじクロス プラットフォームなものを使うと、結構みんな容赦なく Unity 依存なコードを書くんですよねぇ。なので、前半はこんな感じで。 中盤: イベントと LIN
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