基礎データ DATA 親の組み合わせ:「富有」×「ⅡiG-16」 品種登録年:1995年(平成7年) 国内の栽培面積:約313ヘクタール(2020年) おもな産地:熊本県(約36%)、福岡県(約18%)、東京都(約6%) 太秋の特徴 「太秋(たいしゅう)」は、1995年(平成7年)に品種登録された完全甘柿です。農研機構果樹研究所が「富有」と「ⅡiG-16」を交雑して選抜・育成しました。特徴は350~400gにもなる果実の大きさと、サクサクとした歯ごたえ。果肉が緻密でやわらかく、果汁を多く含んでいて甘味も強く食味に優れています。 また、太秋は条紋と呼ばれる黒い線が生じやすいのも特徴のひとつ。見た目はあまりよくありませんが、これは完熟して糖度が上がっていることの表れです。なお、太秋は熟しても橙色があまり濃くならず、完熟果であってもやや青みがかっていることがあります。 ちなみに完全甘柿といえば「