竹内研究室の日記 2019 | 01 |
私も青色LED、青色レーザーの材料の物性の研究を卒論、修士でやっていたので、今回のノーベル賞は20年前の自分の研究を思い出してとても懐かしく感じます。 私は当時、青色LED、レーザーで最も有力視されていたZnSe(セレン化亜鉛)の研究をしていました。LEDやレーザーそのものの研究ではなく、ZnSeを作成する企業の方にサンプルを頂いて、基礎的な物性を調べていました。 極低温に冷やし、紫外線レーザーを当てると、今のLEDやレーザーのようにZnSeが青い光を発していたのは本当に美しかった。 今回のノーベル賞でとても不思議だったのは、中村修二さんは当時主流だったZnSeの研究をせずに、なぜあえてGaNを選んだのか。 どのようなコンセプトがあったのか? 当時の状況を知る一人としては、GaNを選んだ理由がどうしもわかりませんでした。 日経ビジネスの記事「中村修二氏が語る、青色LED開発前に学んだ2つの
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