テレビ朝日系で放映されている仮面ライダーシリーズの新作「キバ」の制作発表会が15日、都内で開かれた。平成12年に始まった平成ライダーシリーズの9作目。今回のライダーのモチーフはバンパイア(吸血鬼)で、作劇には現在のライダーと22年前のライダーの父の活躍を並行して描くという手法を採用。「親子のきずな」を描き出すという。(安岡一成) 原作者の石ノ森章太郎氏の生誕70周年にあたる今年、制作される「キバ」は平成12年に「クウガ」で始まった「平成ライダーシリーズ」9作目で、昭和46年に始まった元祖から数えると19作目にあたる。昭和ライダーを見て育った世代は親となり、自分の子供と一緒に番組を楽しむようになり、「仮面ライダー」は親子2世代番組となった。 《ストーリー》 太古から人間を襲い、人のライフエナジーをえさとして生き続けている謎の一族、ファンガイア。普段は人間の姿に化け、社会に溶け込んで暮らしてい