Jリーグは15日に都内で開いた理事会で、準加盟しているJFLのカマタマーレ讃岐、松本山雅(長野)、町田ゼルビア(東京)のJ2入会審査状況を審議、JFL4位以内という順位条件を満たせば、基本的に入会を認めることを確認した。最終的にはJFLの全日程が終了後、12月12日予定の臨時理事会で入会が承認される。 カマタマーレについては、予備審査などの際に「今季の年間収入1億5千万円以上」「来季のスポンサー収入1億円以上の確約」など収入面の入会基準がクリアできない恐れが指摘されていた。この日の会見で大東和美チェアマンは「県内各企業の協力でハードルをクリアする見込みになった」と評価した。 また、今季のホーム平均入場者数が約2800人で条件の3千人に達していないため、チェアマンは残りのホーム2試合で計約8千人を集めることを要求。2013年から導入する「クラブライセンス制度」などを見据えたクラブの体制強化も