昨年(2011年)4月の東京都知事選敗北の直後、選挙事務所に、ご年配の女性から泣きながら「残念だ、次は期待している。私たち年寄りの生活を守って欲しい」と電話がかかってきたこと、選挙戦の街頭でシングルマザーの方が、小さな子どもの手を引きながら、「この子が、高校に行ける東京にして欲しい」と託されたこと、年老いたご夫婦から「年金がないんだ、何とか安心して年をとれる東京にしてくれないか」と手を握られ託されたこと、中小企業の経営者の方から「会社が来月どうなるかわからん、東京の景気をなんとかしてくれ。経営を知っているあんたにしかできん」と肩をたたかれたこと、そんなたくさんの事が頭から離れず、何とかもう一度挑戦すべきだという思いを持ち続けてきました。 前回の選挙は「3.11東日本大震災」があり、テレビ討論の場もなく、「東京都の未来をどうするのか?」といった議論も深まらなかったため、もう一度しっかり都民の