みなさん異世界転生ものは好きでしょうか? 僕は苦手です。 理由はネットに転がっている小説や最近出ているライトノベルは大体がこの手のもので、ストーリーではなくキャラそのものに重きを置いているものが多く、そのため文章が稚拙でストーリーも無理があるものが多いからです。 もちろん、戯言シリーズや空の境界、このすば等キャラが立っていてストーリーも良い小説もあります。ですが異世界転生系に駄作が多いのは事実です。 今回はその理由を考えてみました。 ①専門知識が不要 京極夏彦さんの妖怪シリーズはご存知でしょうか。 www.amazon.co.jp このシリーズはページ数が多く分厚いことからネットでは「レンガ本」「人を殺せる厚さ」等言われてます。 しかし京極先生の美文と秀逸なストーリー、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターが織りなす戦後が舞台のこのシリーズは読者を飽きさせません。 読後の達成感が凄まじいこの