米エヌビディア・クアルコムが再び台湾TSMCに発注、韓国サムスンのファウンドリーはなぜ劣勢なのか 米半導体メーカーのエヌビディアが新しいグラフィック処理装置(GPU)の製造をファウンドリー(半導体受託生産)世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)に発注した。GPUはコンピューターグラフィックや人工知能(AI)の演算に欠かせない半導体だ。前世代の製品はサムスン電子に製造を発注したが、新製品は発注先をTSMCに戻したのだ。 エヌビディアは9月20日、毎年恒例の技術イベント「GTC2022」を開き、GPUの新製品(RTX4090、4080)を公開した。同社のジェンソン・ファン最高経営責任者(CEO)は、新しいGPUを手に持ち、「TSMCとの緊密に協力で、GPUに最適化された4ナノメートル製造プロセスを採用した」と述べた。ファウンドリーの社名を公言するのは異例で、「TSMC製(Made by
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