フィンランド国家緊急供給庁のトミ・ルネマ長官が4月8日、中国から購入したマスクと個人用防護具は、基準を満たしていないと発表した。 これらの商品はフィンランド技術研究センター(VTT)が運営するタンペレの研究所でテストされた。中国から200万枚の外科手術用マスクと23万個の個人用防護具を購入したという。 社会保健省は、これらの医療品は中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染を防ぐために介護施設では使用できるが、病院では使用できないとしている。 ルネマ長官は8日の記者会見で、この結果に失望したと述べた。来週、極東からさらに飛行機4機分の防護具が届くという。 「中国のマスクは値段が高騰する一方で、代金の前払いですぐに購入を決断しないといけない」と中国のマスク市場が「極めて混乱している」と明かした。 同国政府はさらに6億ユーロ相当の防護具を購入すると表明した。現在、同国では毎日、手術用マスク50万